北海道大学病院 医療機器開発推進センター

北海道大学病院 医療機器開発センターは、北海道大学病院における医療機器開発推進の中心的な役割を担い、医療従事者や関連企業の方々を包括的に支援する組織です。
臨床研究開発センターと連携し、医療機器開発を通じて高度な医療の提供、医療安全の確保向上に寄与するよう勤めて参ります。
概要
北海道大学病院医療機器開発センターでは、医工連携の拠点として、高度な医療の安全な普及を目標に掲げ、新規の医療機器の研究開発、企業等に対するスタートアップ支援と人材育成を行います。
研究開発の対象は、病気の診断や治療に用いる医療機器のほか、医療情報システムや遠隔医療などの医療ICTや、看護や介護用品の研究開発など多岐にわたります。これらに対して、医療機器開発推進センターでは企業や研究所などの持つシーズ(技術の種)と、北大病院をはじめとした医療機関などに勤める医療従事者等のニーズ(現場の声)のマッチングを行い、新たな製品の創造をアイディアから許認可・販売までの手助けを行います。
医療機器開発推進センターの「医療機器開発部門」では、北大病院の各診療科とともに新規の医療機器等の商品化のための研究開発をサポートします。「評価部門」では、企業等の持つ技術 ・アイディアに対する製品化のアドバイスや、市販前の試作品に対する医療者の評価などを行います。「教育・研修部門」では、あらたに医療機器開発に取り組みたい企業等に対して、医療のイロハを学ぶ人材育成プログラムを行います。
AMED次世代医療機器連携拠点整備等事業について
国立研究開発法人日本医療研究開発機構 (AMED) の「次世代医療機器連携拠点整備等事業」は、医療機関と企業との連携体制の整備と人材育成を通して、国際競争力を有する国産医療機器の創出を目的とする補助事業です。令和元年度より北海道大学病院を含む全国の14施設が採択され、医療機器開発推進センターの運営は本事業の一環として行われています。
CAST関連事業について
北海道大学病院と北海道大学大学院医学研究院では、高度で安全な医療の普及と、医療人材の育成を目的に、CAST関連事業 (Clinical Anatomy, Surgical Training & Translational Research Project) を立ち上げ、白菊会会員の皆様の篤志によるこ献体を使用した総合的な臨床医学の教育・研究を実施しています。
医療機器開発推進センター では、臨床医学研究の一環として、C献体を用いた医療機器の研究開発を行っています。実施に際しては、厳密な倫理審査での承認のもとに、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」と「臨床医学の教育及び研究における死体解剖のガイドライン」を遵守しております。

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